投資をやるべき上で重要な「選挙」
今日は今!大注目の「EU離脱選挙」について調べてみました。
言い方などは分かりやすく伝える為に噛み砕いて表現させてもらいます。
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そもそもEU離脱ってなに?
EUというのは、ヨーロッパ連合(欧州連合)で、現在28ヵ国が加盟している連合。
政治や経済、貿易、あらゆることを1国で決めるのではなく連合で話し合って決めていこう。決まったことは必ず行おう。という国と国からなる組織。
EU加盟国であれば、パスポートなしで自由に国と国を行き来する事ができる。もちろん国の公的機関なども自由に使えます。
その連合から「離脱したい」と言いだして行動に起こすのが「EU離脱」
別名「ブレグジット」・・・Britain(英国)とExit(出口)を組み合わせた造語
EU離脱を表明し選挙を行うのは「イギリス」
そんな連合抜けて大丈夫なの?
イギリスは元々経済的な発展の為にEUに加盟しました。
元々EUは、ヨーロッパ全体が発展する為に、石炭やエネルギー減の共有などが主軸に作られた団体でした。しかし加盟国が増えるにつれて「ルールも統一すべきだ」「各国の国境をなくそう」であったり、経済成長とは違う方向の統一も行うようになり、イギリスは不満を抱きはじめます。
EUルール例えば、、、農地には3種類以上の作物を植えないといけない。自動車のランプの位置はココ!掃除機の吸引力は、コレだけないとダメ!など
もともとGDP(国内総生産)第5位の経済大国ですから、連合を抜けたところで、逆に「足枷がなくなって自由になった」と考える国も多いのではないでしょうか。
イギリスが離脱に対して一番頭を抱えているのが「移民問題」
これだけの経済大国ですから、仕事などを求めてEU内から移動してくる移民が大勢
移民が増えれば、病院や小学校など公的機関を増やさなければいけない。
移民による人口増が、受け入れすぎなのではないか?と国民の不満にもつながった。
法律で移民の数を制限したらいいじゃん
EU外からくる移民に対して、イギリスの権限で「この国からはコレだけ」など制限はできます。
しかしEU内からの移民は移動が自由なので制限できません。
>>>別のEU圏内に入って、後にイギリスへ移動すればいいだけ・・・。
イギリスだけの法律でEU内の移民を制限しようと思っても、EUのルールに合わなかったら法律自体が無効になり制限が出来ない。
もう1つ離脱したい理由は「貿易」
貿易は、国々によって名産品や食品、農産物などウリが違いますよね。
それをEU28ヵ国の意見を統一したルールで行われています。
イギリスにとっては、自国の農業、産業、文化、守りたいものがあるのに、28ヵ国と足並みを揃えなければいけない。
例えばチーズやワインなど価値を守る為にも輸出に対する関税を上げたい、下げたい、など意見があってもEUルールに合わなければ、上げたくても上げれないのが現状。
イギリスはEUの中でも異国
EUの主要通貨はEURユーロですが、イギリスはGBPポンドなんです。
同じEU連合なのに主要通貨が2つも存在します。
これはイギリスが自立していると受け取ってもおかしくない印象を受けます。
EUは観光などにも秀でたイギリスを手放したくないし、イギリスは自国の自由な権限を主張したいし。
イギリスがこれだけ1国としてなりたつ経済、文化を持つ国なら、、、国民なら離脱を主張するのもわかります。
ただすべての国民という訳ではありません。
元々移民だった人、仕事の都合で離脱されると不利になる人、反対意見は少なくはないのです。
長年に渡って行われてきたEU離脱論争も、いよいよ決着!!!